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4月30日から5月1日にかけて取材に出た、「負の記念日」にである。
春の世界遺産「白川郷」と飛騨・美濃路のエコ紀行を頼まれた。
ガソリン価格も注目されているので走行燃費もチェックしてみようと、
愛車のハリアーハイブリッドで東名を西に向かった。

出発前日、環八を流して「ハイオク-1リットル133円」の看板を見つけ
ハリアーに50リットル給油して6640円、これが最後の安い燃料となるだろう。

東海北陸道路を荘川ICで下りて下道を北に約40km走ると合掌造りが見えてくる。
今年の7月には白川郷まで高速道路が開通するので、名古屋から2時間圏内で行ける。

村のスタンドでハイオクを満タンに、まだ暫定税率廃止中だからと思ったら148円と
廃止前とさして変わりないが、この飛騨山中までの輸送を考えたら文句は言えない。
50リットル=7400、走行距離505kmで平均燃費10,4km/Lと上々である。

春の日差しをいっぱいに浴びた合掌造り集落を満開の桜が彩り、心を洗われる風景だ。
しかし世界遺産になって地域活性化に貢献しているが、悩みも増えた。
「いきなり襖を開けるので驚きます」合掌造りには住んでいる家もある。
軒先に座り込む若者、縁側でタバコを吸うオッサンとプライバシーやマナーが侵され
火災の心配もある。何しろ江戸時代の木造家屋300年モノだから、皆で守らないと。

民宿に泊まって、翌日は「水の里・郡上八幡」を巡り、東京に帰ったのが夜の10時。
24時間営業のセルフスタンドで48リットル給油、走行距離が588km、帰りは平均燃費12,2km走った。
領収書を良く見たらガソリン価格が166円になっている。
1日で33円も値上がりした。確か暫定税率は1リットル当たり25円のはず、
何故、暫定税率が復活したら25円じゃなくて33円も値上げされたのだ。

どうやら国民は1ヶ月間の安いガソリンで煙に巻かれ
8円もガソリン値上げを許してしまった。

文:横田紀一郎
自動車環境評論家

エネルギーモニターが燃費を表示する 地元のトラクターも安い内に給油
白川郷にようやく桜が開花した 美しい彩を誇る柴桜
ハイテクとローテクが並んでいた 屋根は太陽光で雪を溶かすため、東西を向いている
ハイブリッドカーは音も無く走る 飛騨山中はまだ雪が残る白川の里


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